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情報細胞の
構造化
思考のための細胞をつくる
しかし、情報カードやバインダー式手帖のリフィルを書き溜めた人はご存知だろうが、カードやリフィルは、あっという間に増殖し、コントロール不能になる。
コントロール不能とは、カードの山が、いつの間にかデッドストックになってしまうことだ。つまり生き生きとした思考の素材になってくれないのだ。
それをコントロールしようとすれば、知を歪めてしまう。
いい例が、百科事典だ。
世の中の情報は、決してアルファベット順に並んでいるわけではないが、エンサイクロペディアは、情報をABC順にしてしまった。それは検索のためであって、本来の知の体系は間違いなく、バラバラにされてしまったのだ。
膨大な情報をコントロールするには検索に頼るしかないのかも知れないが、検索しながら寄せ集めた知識は、決して創造思考を支えてはくれない。
情報細胞は、自己増殖する構造を持っていなければ役立つ手法とはならないのであって、その構造こそが、思考の構造そのものではないだろうか。
情報細胞は、どのようにして自己増殖していけるのか?
正方形に切ったカードを「情報細胞」に見立てて、それを並べては崩し、崩しては並べることを繰り返しながら発見したのが、<1枚のカードに隣接して並べることの出来るカードは、最大8枚である>、ということだった。
同時に、このカタチは、つまり9枚の正方形は、どのセルも同じカタチに切っていくことが出来る、つまりフラクタル構造を無限に繰り返す、ということを見せていた。
この発見こそが、マンダラート誕生の瞬間だったのだ。